西教授の『占領暗躍史 〜明かされた日本のタブー〜』シリーズは GHQ占領の時代において、今まで語られてこなかった「日本の裏切り者」にスポットライトを当て、その真実を明らかにしていく講座です。
“「裏切り者」無くして、歴史は語れない”
「ブルータス、お前もか」古代ローマで独裁者カエサルを裏切ったブルータス
「本能寺の変」天下統一目前の織田信長に反旗を翻した明智光秀
「天下分け目の戦い」関ヶ原合戦の明暗を決定づけた、小早川秀秋の寝返り
どの時代を見ても、歴史を大きく動かした出来事には「裏切り者」の存在が潜んでいます。
そして、現在の日本を形作った戦後占領史の時代も例外ではありません。 これまで「歴史講座」や「フーヴァートレジャー」は各時代の重要なテーマを取り上げ、歴史の全体像を明かしてきた一方で、「裏切り者」に特化してお話しすることはできておりませんでした。
しかし、今回の『占領暗躍史』はそういった歴史の闇、汚い部分にフォーカスした講座になっています。西教授の最新のGHQ占領史の研究成果がたっぷりと詰め込まれたこの講座を学ぶことで、これまで欠けていた「歴史の役者の1ピース」がピタリと埋まり、日本の良いことも悪いことも含めた真実の歴史を知ることができるでしょう。
そうすることで、私たちが大切にすべき史実を直視することができ、いっそう日本に誇りが持てるようになり、本当に正しい歴史を未来の世代に伝えていくことができるようになるでしょう。
第2巻「憲法と慰安婦」では戦後の焼け野原で過酷な生活を強いられていた国民を尻目に、GHQに擦り寄った裏切り者・日本政府の男たちについて、その真実を明らかにしていきます。
「憐れすぎて、これ以上語りたくない… だが、真実を知らなければならない。日本国憲法と売春を結びつけることに嫌悪をいだかれる方もおられるだろう。しかし、「性」の問題を避けて通ることはできない。終戦後、日本の純潔を守るために、肉弾部隊として犠牲になった若き女性たちがいたのだ」
西教授は、悲痛な面持ちで… しかし決意を固めた表情で、このように語ります。
そうです。実は敗戦後、占領軍に従事した日本人の慰安婦がいたのです… しかし、これはGHQが無理矢理行ったことではありませんでした。なんと、GHQに慰安婦を提供したのは、同じ日本人だったのです。それだけではありません。日本政府の中には、GHQに性接待をもてなし、豪華食料や大金を得、食糧不足で苦しむ国民を尻目に豪遊していた男の存在も明らかになりました。さらにはその性接待パーティーにて、日本国憲法の草案について話し合いが行われていたのですから、目も当てられません…
しかし、「私たちが大切にしなければならないのは、聴き心地の良い『神話』ではなく、揺るがぬ『真実』だ」この信条のもと、世界屈指の研究機関・フーヴァー研究所にて研究を続けてきた西教授は、他の学者が触れたがらない「占領史の闇」にメスを入れていきました…
するとそこには、「性接待」を交えたGHQとの憲法談議… 国家機密を流した日本政府の暗躍者「国体護持」から「慰安所賛成」へ… 早過ぎる右翼の変わり身慰安所廃止後に現れた… あわれ過ぎる日米大戦の最大の犠牲者
など、これまで語られてこなかった占領期の実態があきらかになってきたのです。名声や保身のために、若い女性を差し出した裏切り者は誰なのか?
憲法制定の裏側で、何が起きていたのか?
焼け野原になった日本で、私たちの両親やおじいちゃん、おばあちゃんはどのように生きていたのか? 当時の政府をどのように思っていたのか?
GHQ占領史研究の世界的権威・西鋭夫が、 フーヴァー研究所に眠る何千、何万枚ものGHQ占領期における一次史料と
GHQ軍官の愛人の回顧録、当時を生きたアメリカ人・日本人の証言などを照らし合わせながら占領史最大の闇・憲法と慰安婦の関係について、すべてを暴いていきます。
ただ、正直なことを言うと、この講座は万人にお勧めできるものではありません。
なぜならここで語られるのは日本の「負」の部分。その中でも特にセンシティブな「性」の歴史です。あまりに残酷な真実に、言葉を失う方、ショックで目を背けてしまう方も出てしまうことでしょう。
しかし、臭いものに蓋をするのではなく、日本の良い面も悪い面も直視できる自分でありたい。なぜ、これほどまでに日本の政府は無責任で頼りなくなってしまったのか? 当時の裏切り者について知ることで、その根本原因を確かめたい。自分達の両親、おじいちゃん、おばあちゃんがどのような時代を生きてきたのかを知りたい。そんな、強い意志を持って史実と向き合う方であれば、きっとこの講座は唯一無二のものとなるでしょう。
今では学校でも簡素な説明で済まされ、メディアも詳しく報道しない激動の時代・戦後占領史。その中でももっともタブー視され、葬り去られつつある慰安婦と性接待の真実を、ご自身の目でお確かめください…