西教授の新シリーズ、西鋭夫と巡る「日本の記憶」は、西教授が、日本全国47都道府県を横断。実際の現地調査をもとに、日本各地の歴史…まさに「日本の記憶」を探る、これまでにはなかった旅シリーズです。
さらに、このシリーズでは現地の博物館職員の方や、史跡の管理人などにも協力を要請。資料だけの研究では分からなかった新事実を発見したり、博物館や資料館、専門家の方が語らなかった歴史の嘘や裏側までもを暴いていきます。「現地調査」+「現地の関係者からの資料提供」+「西教授の一次史料に基づく研究」の3つが合わさることで、裏表のない「歴史の核心」に迫りました。
そして、第3弾となる今回の行き先として選ばれたのが、ここ、北海道は函館です。 観光地として有名なこの場所は、実は日本史上最大の内戦、戊辰戦争が終わりを迎えた地。
・新選組、鬼の副長:土方歳三で有名な五稜郭での戦い…
・旧幕府軍、海軍副総裁:榎本武揚が率いた、「箱館湾海戦」など…
この地で多くの“ラストサムライ”たちが最後を迎えていました。しかしそれだけでなく、実は、約150年前の幕末…函館には、教科書に決して載ることのない、隠された歴史が存在していたと言うのです。それこそが、薩長土肥によって消された“幻の国『蝦夷共和国』”の存在…西教授によると、この地で、幕末のラストサムライたちが「新たな国の建国」を目論んでいたと言います。
一体、幕末の函館に出来た幻の国とは何なのか?
誰が、何の目的で政権を樹立したのか?
官軍が葬り、捏造した“歴史”とは何だったのか…
「函館戦争」の裏の歴史を暴くために、西教授は現地に赴きました…
そして、実際に現地を訪れた西教授は、後にこう語ります
「この日本の歴史、そして私たちの歴史観が狂っていたことに気づきました。薩長土肥から見た日本の歴史をずっと私たちは小学校から習ってきたのです。このシナリオは全て薩長土肥が書いたのでしょうか。どれだけ情報操作、歴史の史実のねつ造、抹殺が行われたのでしょうか」
「そして、異論を述べると、『陰謀説、陰謀説』と言われる訳です。ですが、これは気をつけないといけません。ひょっとしたら今のマスコミが陰謀説で、陰謀説を述べる男や女たちが、本当のことを言っているかもしれないのですから…」
一体、西教授は「函館」で何を見聞きし、そして何を感じたのでしょうか?その答え合わせは、ぜひ、本編に収録された実際の現地映像と西教授の解説映像でご確認ください。
この講座をご覧いただくことで、これまで「隠された歴史」が「真実の歴史」として浮かび上がってくるだけでなく、当時の歴史の舞台に自分がいるかのようなリアルな体験をしていただけることでしょう。まるで、西教授と一緒に旅をしながら、「函館の謎解き」をしているかのような感覚を楽しんでいただけるはずです。
それでは、お待たせしました。
西鋭夫と巡る「日本の記憶」第3巻 明治維新の終着点・「函館」編
講座の詳しい内容をご紹介すると、、、